袋井市役所2階市民ギャラリーで、中村医師の活動記録写真展が開催されています。
アフガニスタンで銃撃されて亡くなった中村哲医師のことについてはテレビ報道で知ってはいました。
同氏は、ソ連による侵攻、激しい内戦、アメリカなどによる空爆、そして相次ぐテロと、大国や国際情勢に振り回され続けてきたアフガニスタンにあって自らの信念に基づき翻弄される人々を救う活動をしてきたことで知られています。
当初は診療所を開いたものの「背景にある貧困解決が不可欠だ」と医療支援から干ばつや貧困対策へと移行したそうです。
近年は治安が悪化し、支援団体が次々と撤退する中でも「現地から本当のニーズを提言していく」と現地での活動を続けてきたそうです。
今回の貴重な記録写真を通じて、同氏が貫いた信念を見つめることが出来ました。
会期は、7月21日(水曜日)~7月31日(土曜日)まで。
撮影年月日 2021.07/23
コメント
コメント一覧 (2)
中村さんは、遠く離れた国でどんな思いで満月を眺めていたことでしょうか。
fuchan12
がしました
米軍の撤退により再びアフガニスタンの治安の悪化が懸念されますが、中村医師の偉業が現地の人々の心の中でいつまでも生き続け、平和な生活が維持されることを心から祈りたい気持ちで一杯です。
コメントありがとうございます。
fuchan12
がしました